つれづれのおと

ディアマイロックスター

2019.12.25 摂津市民文化ホール

2019年12月25日、クリスマス。
わたくしはその日を、3年前に一度映像で姿を見ただけでガチ恋案件となってしまった(?)ニッチなアイドルと、ありがたくも過ごさせていただくべく、今年何度目かの大阪に降り立っておりました。
以下、だいぶ自分目線の感想と備忘録。ただし前半後半でものすごい振り幅があり、普段の倍以上の勢いで体力と精神力を(もちろんいい意味で)消耗したため、本当にいつも以上に曖昧です。もし正確な「レポート」を期待するならば、どなたかの呟きか何かをぜひ…。
ていうか映像化してほしいなあ…いや、内容を見たら「こりゃ無理だ」ってなるんだけども…どうにか…。
 
 
駅から歩いて10分ほど、摂津市民文化ホールにたどり着くと、そこでお出迎えしてくれたのは立て看板とポスター、そして完売御礼の文字。改めて「狂気の沙汰…」とつぶやいてしまう。だって開演18:45、終了予定21:15って!2時間半も演るの???
道ゆく地元のおばさまが、立て看板に「?」という顔をして、近寄ってじっくりポスターを眺めて首を傾げていらしたのが可笑しかった。わたしはなぜかいつもそういう時に「これ誰?」と話しかけられやすいので、そそくさとその場を離れてしまったけども…(※うまく説明する自信が全くなかった)。
 
グッズ販売は16時から。会館入口の外に、いかにも会議室に使われてます!な机にのせられたグッズが運ばれてきて、突然流れ出すインストのクリスマスソング。商店街のバザーみたい…wと思いつつ購入。うちわがガチのサイズで笑った。いやいにしえのジャニオタなわたしもうちわは買ったことないんだけどね。
ちなみにそれぞれのソログッズも売っていたのであべどんさんのイヤーカフを買いました。とてもかわいい&かっこよくてすでにお気に入り。思っていたより耳にフィットした、けどなくさないようにしないと。
 
開場は18時。ロビーもホール内も、こじんまりとはしているけれどとてもきれいで新しい感じ。しかし452キャパとはこの程度か…とびびる。中学のコンクールとかだってもっと大きいとこでやってたで…
舞台は奥行きを広く使っていて、バックは赤い幕がそれこそコンクールのように幾重かにかけられていて、真ん中のモニターにポスターと同じ「きよっちこの夜 with むねきんトリオ」の画像。
その手前、一番下手側に、それこそUCFCツアーで使われてたような細長い司会用の台。赤く塗られていてそこにも「きよっちこの夜」の文字。そしてその手前にクリスマスツリー。
舞台手前の下手側にひとり股旅セット(OTマークのついた事務用椅子とアコギが数本、あとちゃんといつものフェーダーとかが置いてある机)、そして上手側にグランドピアノ(メーカーはわからなかった)。ピアノは椅子が舞台中央になるように置かれていて、その傍ら(舞台の奥側)に鎮座するは、今までのあべどんさんのセットでは見たことないほど大きなモジュラーシンセ!ケーブルはそんなにたくさんついてないように見えたけど、ところどころがランダムに光って、まるで生きているかのような雰囲気。えええ?これ、pp演るの?と胸の高鳴りが止まらなくなる。
 
 
開演時刻をわずかに過ぎたところで暗くなる会場。そこに流れる、「アベストテン」のOPとEDでお馴染み、ワンナイがアレンジされた曲。
そして現れたのは、まさかの「司会の、綾柳徹子でございます⭐︎」綾柳さん!!!!!会場めちゃくちゃヒートアップ。綾柳さーん!!と手を振りまくり。「私の衣装も金銀パールベイビー」「(客席に)そこのお父さん!出場者のお父さんですか?ボサノバ父さんですね」「胸がトキメキーノ」などなどとにかく初っ端から飛ばしまくる綾柳さん。好き。
いつのまにかバックの画像が「14th SONY UNIQUE SONG CONTEST unicon」とキラキラ文字で書かれたものに変わっている。「第14回ソニーユニークソングコンテスト、通称『ユニコン』」が始まったことをとうとうと説明する綾柳さん。場内は早くも爆笑の渦。「全国各地の代表が8組集まって最優秀賞を決める」にニヤリ。なんとなく今回の設定が見えてきたんですが…w
「まずはエントリーナンバー1番、中国・四国地区代表」おお、トップバッターは!と思ったところで「奥田民生くん18歳です!」に盛大にずっこけるわたくし。じゅ、じゅうはっさい??
民生さんはいつもの緑っぽいワークシャツに黒っぽいパンツ、グラサンで登場(このパートの皆さんの衣装はインスタの通り)。いやどっからどう見ても54さ…「よろしくお願いします!」喋り方がなんか違う。奥田原さんのようなそうでないような不思議なしゃべり方。
未来のスターを夢見て(?)広島から出てきた18歳の少年に優しく話しかけ、パフォーマンスの開始を促してはけていく綾柳さん。
 
 
アコギを抱えた奥田くん、「18歳なんですけど…w」と言いながら弾き始めたのは「イージュー⭐︎ライダー」。さすがの貫禄。貫禄…?
演奏が終わると、用意された薄茶色の液体をぐびり。わずかにザワつく会場に「ジンジャーエールです」そうですか。
「アマチュアなのに4曲も…w」と言いながら続いては「俺のギター」。歌詞を考えると実に堂々とした18歳w
ここでだったかギターを変えて「アマチュアなのにギターをこんなに持ってきて…w」みたいなことも言ってたような。そしてまた茶色いお水をぐびり。「ジンジャーエールです!」「アップルタイザーです!」そうですか…。
「西の方から来たので」と、「風は西から」。そうか、広島って大阪より西なんだなあ、と今さらながら思う。
最後にまたちょっと困ったように笑いながら「一緒に歌ってください…w」と、「さすらい」。「はい摂津ー!」と煽られて一緒に歌う会場。うみの、なみの、つづきを、と、ちょっと高くなるところはひとつひとつ顔をあげて歌っていて、あと最後のフレーズもなんだかひとつひとつの音を確かめるように弾いていた。いつもこんな感じだったっけか。
 
演奏が終わると綾柳さんが出てきて「よかったわよ〜!」みたいに褒めてくれる。恐縮の奥田くんw
「これからはどんなミュージシャンを目指してるの?」と聞かれ「井上陽水さんみたいな…髪型も(リスペクトしてる?)w」と答える奥田くん。「いつか共演できるといいわね!あなたソロでもいいけどバンドに入ってもいいんじゃない?」「…そうすか?」「今ならなんとかコーンとか、とんがりコーンとか」「コーンフレークも流行ってますしねw」と、時空を超えてM-1を見たらしい奥田くん。なんだか示唆に富んだ会話に、なぜかちょっとだけぐっときてしまった。
 
 
「続いてはエントリーナンバー6番!」突然のタイムリープ
「関東地区代表!斎藤太(ふとし)くん、15歳です!」えええ有太じゃないの?wしかも15歳ってもしやガチの年齢差とあわせたのか。イケメンね〜と褒めまくる綾柳さんに、太くん15歳、やや?恐縮した感じを醸し出しつつもピアノにつく。そういやここでピアノ脇、モジュラーの手前に薄茶色のお水が用意されていたんだけど誰も手はつけてなかったような。
流れ出したリズムに合わせて演奏されたのは「雪代水」。ナマppを思い出して胸が高鳴る。素人耳だけどめちゃくちゃ音がいい。有太さんの力なのか会館やピアノのポテンシャルなのか、どうなのか。
続いては「ボレロ」。真上から1人をぽつんと照らすスポットライトが曲に合っててとても綺麗。そしていつもながらとても良い声…。
「緊張しすぎて(雪代水の)最初入り損ねましたw」と苦笑しながらも、「今から35年後の…50の時に出したアルバムを…w」と、「飛行船」「Go on」を続けて披露。いや本当にかっこいい。ナマppで聴いた、他のアルバムの曲も素敵だったけど、今日ここにいる2人も参加してるアルバムからのセトリだったのがなんか嬉しかった。今日はシンガロングはなかったけども、それもまたよかった。
 
再び出てくる綾柳さん。「どこから来たの?」「東京の保谷市で…あんまり有名じゃないんですけど(←これは綾柳さんが仰ってたかもしれない…)」15歳の時だからまだ保谷市なんだwww地味に細かいこだわりに胸熱のわたくし。
あなたはこれからどうなりたいの?と聞くのは恒例のよう。「色々なミュージシャンとやってみたいです」と答える太くんに、いろんな人のサポートやってもいいんじゃない!?と綾柳さん。ふふふ。
 
 
ここでピアノ周りに一斉に転換が。椅子が、背もたれなしのフカフカのものから、背もたれありの黒いもの(普段ユニコーンのライブで使ってる白のと作りが同じやつ)へ。板さんも運ばれてきてたような。
 
「1969年、14回目となるソニーユニークソングコンテスト、最後の出場者です。エントリーナンバー8番!」ここでもタイムリープ。「東北地区代表、阿部純くん!」
え?じゅん??と思ってたところに、ppで見せるような黒のロングジャケットを羽織って出てくる純くん。ぎゃあああと心の中で叫んだところに「じゅんでぇーす!」と自己紹介。え?そのビジュアルでヨッチのしゃべり方??もしかしてヨッチはヨッチになる前から素でそのしゃべり方なの???
「山形のどこから来たの?」「金井です!下から読んだら"いなか"です!!」これ本当に昔から言ってらしたのかもなあ。この前の山形のことも思い出してちょっとほろり。
 
綾柳さんがはけると、純くんは立ったままモジュラーシンセの手前に置かれていたシャンパングラスの中の赤いものをぐーっと飲む。「おさけじゃないです」そうですか……。
椅子に腰掛けて鍵盤に指を置く。と、奏でた音の一つ一つのあと、エコーのようにストリングスみたいな音が響く。なんだこれ…!また新たな魔法を手に入れたのか?
そのまましばらくピアノを奏でる純くん。ぽろぽろぽろぽろ、指が滑らかに細かく動く。そのまま「欲望」へ。ピアノの音と相まって、なんだか静かながらエモーショナルな演奏。
歌が終わると立ち上がってモジュラーシンセに手をかける。あ、これは持ち時間いっぱい、ノンストップでやる気だ…!
モジュラーシンセからは、百が如くツアーの客入れで流れていたような、ぴちゃんぴちゃんと水滴が落ちるような音から、宇宙で光線が放たれるようなやや攻撃的な音(に、わたしには聴こえた)などが響く。そこに手数の多いピアノがぽろぽろぽろぽろと絡まっていく。すごいなあ、今日のこのピアノさんとは相性がいいのだろうか、それとも有太さんがあたためていたからなのだろうか、はたまた初対面だから会話を尽くしているのだろうか。
しばらくして立ち上がってピアノの上に乗った板さんに向かい、ぐーーーっと猫背になって念を込めるかのようにストリングスのようなそうでないような、な音を放つ。太くんと同じスポットライトもありつつ、音に合わせて周りの照明がゆっくりと赤、青、緑に変わっていく。
そして再び椅子に腰掛け、「白い虹」を。とにかく最後まで滑らかに鍵盤の上を流れていく指が奏でる音に、おそらく20分ほどの持ち時間の間、息を飲んで動けずに聴いていた。凄い。まさか今年の最後にppが体験できるなんて。
 
演奏が終わると、凄かったわね…!と、心持ち丁寧に出てきた(ように見えた)綾柳さん。向けられたマイクに、若干お疲れ気味に、息を切らしながら答える純くん。余談だけど自分も突然ものすごい空腹を感じてびっくりした。急にめちゃくちゃに集中して対峙してしたからだろうなあ。
「今日はお父さんお母さんもいらしてるんですか?」と聞かれ「はい!」と客席に手を振っていたのもなんかぐっときた。けどそんなこんなで、あなたはこれから…の質問にはどう答えていたか忘れてしまったのが心残り。ここだったか曖昧だけど、「名前を変えてもいいんじゃない?あべの…あべのハルカスとか!」って言われてたようなw
 
そしてここで、エントリーしていた全てのミュージシャンが呼び込まれる。と、ゾロゾロと出てくる8人。8人ちゃんといる!w でその中に、某マー坊さんの格好(『一番』と縦に書かれた赤いTシャツをズボンにインして、鉢巻きとカツラも装着してる)のJメンさん!!w「沖縄代表の比嘉くん」て呼ばれてたと思うんだけど名前は違ったかもしれない。◯◯みたいとしきりに言われてたんだけどネタがわからなかった…w
ここで審査結果の発表。流れるドラムロール、グルグルする照明(細かい…)。
「審査員特別賞は…中国・四国地区代表!奥田民生くん!」カッと照明がつき、口をパカーンと開けてびっくり!!の顔で自分の右隣に並ぶ純くんを見る奥田くん。それに応えて?小さく拍手してあげる純くん。運命の出会いや!これ後々インタビューで「初めて会った時のお互いの印象は?」とかって聞かれて披露されるエピソードや!!(アイドルあるある)
スーツを着たスタッフさんが盾を持ってきて、綾柳さんから受け取る奥田くん。
「準優勝は…関東地区代表!斎藤太くん!」びっくりの太くん。今度は小さめのトロフィーを渡しながら「準優勝って一番もらっても嬉しくないのよね」と綾柳さん。辛辣w
「そして最優秀賞は!」流れるドラムロール、胸の前で両手を組んで祈る純くん。この時点でかわいすぎて優勝。「東北地区代表!阿部純くん!」長くて綺麗な指を真っ直ぐ伸ばした両手で口を覆って"うそー!"みたいなリアクションの純くん。育ちが良い。優勝。太くんのよりひと回り大きいトロフィーを受け取り、「応援してくれたお友達(?)に一言」とマイクを向けられた純くん、右手を高々と挙げて「やったぜ!!」最強かわいい。一生推す。
受賞した3人が並ぶと、確かここで(結果発表の前だったかもしれない…)綾柳さんが「旅する芸能事務所、ジャーニーズ事務所の社長、ジャーニー多喜川さん!」を呼び込む。と、ぷるぷる震えながらよたよたと歩いてきたジャーニーさんにどよめく会場。だって、誰にとは言わないけどそっくりなんだもんwwwわたしもちゃんとしたしゃべり方知らないけど似てるんだもんwww中の人は星屑さん。詳しい風貌は翔やんかあべどんさんのインスタをご参照いただきたいのだけど、とにかくあの感じで「YOUかわいい顔してるね」とやたらと太くんに絡むジャーニーさん。やめ…ww
どうやら受賞した3人はデビューが決まったらしい。「1人はギター、2人はピアノで、それぞれ個性がありますね」的に綾柳さんに紹介されると突然「君たち3人をアイドルにする!!」と宣言するジャーニーさん。「えええー!?」暗転する会場。
「ここで10分間の休憩に入ります。しばしご歓談ください」との綾柳さんのアナウンス。
 
で、バラバラとお客さんがトイレに行くなどする中、突然モニターに映像が。
「ヨッチでぃ〜す!!」突然のヨッチ。しかも外ロケ。「今から会場に向かいまぁ〜す!!」そして消える映像。
そして映像は休憩(というか転換、股旅セットとピアノセットと司会の台が全てはけられて、手前に2個置かれるプロンプターと思われる大きなモニターw)中、途切れ途切れに現れる。
まず始めに「着きましたぁ!」と指差した先には「ZEPP NAMBA」の看板。いや行ったんか。「ゼップでぇーす!間違えました!!」バンに乗り込むヨッチさん(ここでシートに座るんだけど、なぜか真顔で膝を直角にし手を揃えて腿の上に置いてスン…とした顔でちまっと座ってる様が可愛くて可笑しかったwスイッチ切っちゃったアイドルw)。
「着きましたぁ!」と降り立ったのは「リッツでーす!!」いやリッツカールトン。あのホテルの前であの格好を…w「間違えましたぁ!」またもやバンに乗り込むヨッチさん。
そしてようやく、摂津市民ホールの入口に止まるバン。と、その横から赤いママチャリにまたがり両脚を開いて爆走してくるヨッチさんww(※入り口手前が下り坂になってたのでとても危なかった/(^o^)\) いや車乗ってなかったんかい。自転車を降りて駐め、「あっちですかぁ!?こっちですかぁ!?」と指差し、清水温泉の清水さん(だったよね?)に案内されw会場に入るヨッチさん。ここで映像はおしまい。
 
 
明るくなった舞台、モニターには「むねきんトリオ デビューライブ FirstKiss」の文字。ちなみにFirstKissの文字は筆記体のような、斜めになったピンク?のネオンみたいなフォント。80年代…!!
綾柳さんの呼び込みだったかで舞台に現れる3人とジャーニーさん。と、カツラと衣装(確かポスターみたいな白のやつではなかったか…)、素目な3人。自己紹介してください!と言われるも、自分の名前が曖昧すぎて早くもプロンプターを覗き込む。「寝村ナイ男です、ナイちんです」確か自分で言えてた最年長。「むだばら…」「む"たはら"」「パシ…」「パシ彦!横浜!」とジャーニーさんにささやき女将されまくりの末っ子。そして「近藤ヨチ彦でぇーす!(←光のソウルをウルトラと言っちゃう並のアレ)」と盛大に間違え、「今日はメガネをしてないので見えないんでぇす」と眉間にシワを寄せながらプロンプターを覗き込むも「僕たちはいきんトリオでぇーす!」と口走ってナイちんにぼそりと「むねきん…」と訂正されるセンター。大丈夫かこのアイドル。
「方言は直してきました」「この2人は山形と広島だもんねw」という会話も。「僕が指導しました」というパシちゃんが「大丈夫か?」と聞くと「大丈夫だぁ」と志村けん風に訛りで返すヨッチさん。だいぶ大丈夫じゃない。
 
何はともあれデビューライブ、ということで用意してきまーす!とはけていく3人。
 
ここで綾柳さんとジャーニーさんがトークでつなぐ。
「皆さんクリスマスですよ!」と話しつつ、恐らく危ない橋どころか川に落ちまくりなネタを連発する2人。書いて大丈夫なのは帝国劇場とか日生劇場とか新橋演舞場とかくらいか。ジャーニーさんが繰り出したネタに綾柳さんが「お前それ細かすぎて伝わらねえよ!w」とつっこむ場面もw「マックあるよ」が面白すぎて大笑いしてしまった。
準備ができたかチラチラと下手袖を気にしつつ「実はこの繋ぎのトークが一番緊張する」と2人。「この(リサイタルの)打ち合わせの時、民生さんにマジトーンで『ふざけすぎ』と言われてめちゃくちゃヘコんだ…w」という綾柳さん、いや翔やん。「それ見てて俺も何も言えなくて、さすがに一緒に(朝の)7時まで飲んだw」と苦笑いの星屑さんwこのお2人も盟友って感じでなんか素敵だなあと思う。字が小さくて見えないって言うからプロンプター置いたのにそれでも見えないって!と愚痴、いや、反省会?してたのはここでだったかしらw
準備ができました!との合図を受け(確かこの時点でもう百が如く黒パーカーになってたJメンさんw)、「我々はホッとしています!w」と言いつつはけていくお2人。
 
 
そこからはもう怒涛のステージが展開されるのでした…。
セトリは翔やんのツイートからもお借りしています。
 
・パラダイスダイナシティ銀座
実はこの曲の記憶がほとんどない。ようこそ〜ここへ〜のメロディでとーどーかないー!と歌ってた記憶しかない。それほど衝撃的だった、何ってお三方の風貌が。
詳しいのは公式インスタ(に、載せるんかい!!と思ったけど)を見てほしい。髪型は少年隊、衣装は聖闘士星矢みたいな、ごめんわたしもさすがにリアタイじゃないからわかんないんだけど、とにかく感じる演出家翔やんの「本気(とかいてマジと読む)」。
そして踊りながら歌う3人。やばい。ちゃんと踊っている、アイドルしている。思わずキャアアアアア!!!と絶叫し手を振っていた。
ちなみに舞台のモニターには一つ一つピンクの丸ゴシック体で曲タイトルが出て、歌詞も黒バックに白文字の字幕が出てくる。リアルタイムの映像は出なかったから、やっぱり今日限りのアレなのかもしれない…。
 
・PTA〜仮面父母会〜
もうあのイントロです。てれれれてれれれ、じゃん!じゃん!のアレ。
おーどるーよーおーどるーよーティア!と、もちろんマイク持ってない左手を挙げる振り付けで歌い踊る3人。やばい。健くんの才能マジでやばい。多分基本的にメロディが原曲(原曲…?)、歌詞をユニコーンの曲でマッシュアップしてるんだけど、すごいマッチしてる…(ダジャレではないです…)。
 
・欲望びんびん物語
タイトル出ただけで大歓声。ヨッチとパシちゃんははけ、ナイちんがソロで歌う。もちろんあのステップもついている。これナイちんの持ち歌になったんだ…w
とにかく笑った。3年前を思い出した。変わらぬあの絶妙な音程。さっきピアノとモジュラーシンセで聴いた曲と同じとは思えない(※同じではない)wでも同じ曲でアレンジだけでここまで違う表現ができるってすごい。音楽って幅広い(もちろん当日はそんなこと考える暇もなかった)。そしてよく考えたら、他はユニコーン曲とのマッシュアップなのに、これだけ阿部さんソロ曲だったのねw
 
・Wonderful Days
イントロを聴いた瞬間、頭が真っ白になった。ありえない。ありえない、いやもう二度と生でもテレビでも聴けないだろうと思っている、けれどそれこそ10年ほど前までは何度繰り返して聴いていたかわからない、あの曲。
歌うはパシちゃん。オンリーユー!きーみがー!のメロディで、すーばーらーしーいーひーびーだ、と歌い上げてくれる。タンクトップに短パンのバックダンサーの男の子2人は、下手の子が茶色のベース、上手の子が黒いレスポールを持っている。もちろん弾いてはいないんだけど、そういえばパシちゃんもメンカラ赤だったわ、いや、芸が細かすぎだろ…!と奥歯を噛みしめて号泣を我慢した。まさか、こんなところで、こんな。
 
ここからちょっと余談。長い。
わたしが人生で初めて好きになった"バンド"は、何を隠そう、ネタ元の彼らだった。
一応あの事務所ではあるしファンになるきっかけはドラマではあったけど、曲が、音が、カッコよくてアルバムも繰り返し聴いていて、ライブはうちわやペンラなんか振らず(そもそも途中から売ってなかったのもあるけど)、Tシャツ着て首にタオル巻いて拳をあげつつジャンプしながら観てた。つまりわたしにとってロックバンドの原体験であり、ロックの楽しさを一番最初に教えてくれたのはあのひとたち。
ここ数年はライトファンになってしまっていたのだけど、それでもやっぱり彼らが音楽活動をぱったり止めることになってしまったのは、だから本当につらかった。
彼に戻ってきてほしいという思いは今は全くないけど(恨んでるとかではなく…個人の意見だけど、被害者がいる時点でその人の意向を無視して公共の場に再び、というのはナシだと思う。とにかく治療と生きることを続けて、ちゃんと仲間たちの成り行きと自分がそこに及ぼした影響は責任を持って見続けてほしいけど、それはわたしのわがまま)、彼らが楽器を持たないことで、わたしの好きだった音楽が聴けなくなってしまったことが(そして、多少なりとも演奏することに楽しさをおぼえているはずの彼らが、それをできないことも)とても悲しかった。
歌の途中、服部本の中であべどんさんが、曲があまりに普通だとアルバムの中でボツになってしまう、それだと曲がかわいそう、というようなことを仰っていたのを思い出した。以下に挙げる曲の中にも、今はオリジナルメンバーでの披露はできない状況にあるものもある。だけど、この言い方が合っているかはわからないけど、曲自体に罪はなくて、なおかつお蔵入りになるにはもったいない、素敵な音楽なのだ。
だから、こんなニッチなステージではあるけれど、そうやって愛情をもってほのかに光を当ててくれたのは、とても嬉しかった。本当にありがとう、翔やん
 
・背キーン・ムキッ!
続く曲のイントロとともに、なんと下手袖からあの赤い自転車を爆走させ舞台へ入ってくるヨッチ。真ん中で止めるんだけど、重たいのかスタンドがなかなか止まらない。ケガしなかったろうか(過保護)。
ようやく駐めて歌うは、はいきーん!ムキッ!腹筋を俺にくれー! 字幕を追っていると、海辺でビールケースを運ぶ仕事をしていて背筋は鍛えられたけど腹筋がないからバランス悪い、腹筋をくれ!みたいなストーリー。理に適ってるけど、どんな!?ww
 
・チンチロリンになにげなく
ついに来たあああ!まんをじしてのこの曲!3年前の中継ではワンフレーズで途切れてしまった伝説の曲!!ヨッチ(まっち、だったかも…)の外れでブルース〜な〜にげなく、夢にまで見たスニーカー、青い靴〜♪ ぎんぎらぎんじゃなくて青なのかw
曲のシメは、あべっちゅベイビーよしっちゅベイビーはるっちゅベイビー!あべどん!だった。いやもう今度からこれで歌うわ。カウコンはリアタイしなくなって久しいけど。すごい、推しの代表曲をフルコーラスで聴いてしまった…!(その割に歌詞全く覚えてない)と大感動。だって3年越しだもの。
 
・ばいしくるシーフ
これもイントロで叫んだ。あのメロウなギターのフレーズですよ。ナイちんとパシちゃんも出てきて、3人で真ん中で右手を重ね合わせ(ナイちんはその下のヨッチの手を軽く握ってた)、ぐるぐる。曲の途中で反対側の手を重ねてぐるぐる。再現度…!!(本家は手は重ねてないと思うけどw) てか本当に全ての曲、振り付けをちゃんと覚えていてすごい。どこかを見て確認とかしてないもん。
歌詞とメロディがあまりに合いすぎてて覚えてないけどw、君を守るため〜のとこが、髪を切りすぎた君は〜になってたような。原曲のようなあべた…ヨッチ&ナイちんのハーモニーが素敵だった。思えばもう一方wの原曲も、ユニゾンとコーラスが良いよね。
 
・How many マジ顔
イントロですぐにはピンと来なかったんだけどそんなのすぐ吹き飛んだ。パシちゃん、やや下手側のモニターに片足をかけ(確か)、ラップを披露!!!やばい!!!ギリギリどころじゃねえよ!!!かっこいいわ!!!
ペケペケって聴こえたからそのマッシュアップなんだろうけどラップの衝撃で内容を全て忘れてしまった。でもメロディはいつも生きていたいアレだったのは覚えてるw
 
Official髭母inism 〜ヒゲボン〜
なんとここで3人それぞれがミルキーなメンカラのフラッグを取り出して、ああ〜男には〜と左右に振りながら歌う!多分それぞれの?顔のイラストが白抜きで描かれてたような。かわいいー!売ってくれればよかったのに!!ごめんなさいだけどこれだけは元ネタがわからんやった…若い子のかな…?(※わたしにとっての『若い子』は山風さん以降を指します)(違ったらごめんなさい…て誰に謝ってるのか)
確かこの曲の最後に、ヨッチがモニターに足をかけ、両手で大きく投げキッス!!黄色い声が怒号のように響く場内。すごい!!さすがのセンターっぷり!!!
 
そんなこんなで、デビューリサイタルは大成功!(とはいえややお疲れ気味の3人w) 改めて出てきた綾柳さんも喜んでいらっしゃる。
「ちょっと待ったー!!」
と、そこへ響く男の声。
振り返ると客席に、先ほどユニコンに代表として出ていた毛利くん(関西地区代表)(黒い長髪でチェックのネルシャツにデニムのベスト姿)が。
「こんなの出来レースだ!!」どうやら審査結果に不満がある様子。そのまま舞台に上がる毛利くん。「しねぇ〜!!」と、取り出したのはまさかの包丁(もちろん、わかりやすくニセモノw)。
そこからの舞台の様子はまるでスローモーションのように見え…いや、全員がスローモーションで小芝居しとるがなww一番下手側にいたパシちゃんはすんでのところで刃を避ける。続くナイちんはもみ合うように毛利くんの腕を掴む。刃はヨッチに向けられるも、逃げられないヨッチ。と、その前に果敢にも立ちはだかる綾柳さん。なんと、刃はナイちんの手をのせたまま、綾柳さんの胸をぐさりとひと突き!
スローモーションから一転、時間の流れは元通りになり、逃げる毛利くん、倒れ込む綾柳さん、駆け寄るむねきんトリオ、「俺が刺した…?俺が刺した…??w」と素で焦るナイちんw
息も絶え絶えの綾柳さん、それでも「だめよ、あなた達の仕事はみんなを笑顔にすることでしょう…?私を越えて行きなさい…」と3人を励ます。「わかりました!!」文字通り、倒れている綾柳さんを跨ぎ越えてww舞台の前に出て並ぶパシちゃん、ヨッチ、ナイちん。
パトランプの回るヘルメットに白衣姿のスタッフさんにより、担架で綾柳さんが運ばれていく中、最後の曲が始まる…!!
 
・君に胸キン
ここでYMOてwwwあの事務所じゃないんかいww先程の大きなモジュラーシンセに、そのうちYMOみたいになるのかしら!とワクワクしていたのに、先になぞるのはこっちなのかw
きーみーにー胸キン(キンっ!)という合いの手(キンっ!)に合わせて、舞台手前に乗り出して、サイドチェストのように片肘を突き出す3人。非常にかわいい。それ以外の部分では腰を左右に軽く振ってるんだけど、ナイちんは流石のキレ(チラーRhythmのやつみたいなw)。時々方向を間違えて腰がぶつかっちゃうパシちゃんとヨッチw
歌詞は焼肉の種類が並べ立てられたりなんだりで、倶知安のアレを思い出す。君に胸キン(キンっ!) 肉のハナマサ〜♪ が一番ウケてたし面白すぎた。キンっ!で指差しちゃった。
途中で、ようていざーん!倶知安いちの高さー!の元ネタ(わかりづらい)のメロディで、君のー!むねきんをみせろー!と、2フレーズほど別の曲、いや、フレーズを挟みw、また胸キンに戻 ってシメ。
確かここでもヨッチが両手投げキッス。ギャアアア!!!もう一生推す!!!
 
そんなこんなで本当に無事(じゃないだろ)デビューリサイタルは終了。暗くなる場内に綾柳さんのナレーションが響く。
むねきんトリオは1986年結成、一世を風靡したものの翌1987年に解散。ええっ!?と思ったところで、メンバーそれぞれの"その先"の紹介が。以下、ニュアンスでその流れを。
 
ナイちんこと奥田民生(ここでみんな、1人ずつのむねきんアー写が出る)。解散後はバンド・ユニコーンに加入(パニアタの時の、4人が上はタキシード下はトランクスの画像)。
解散後はソロでも活躍するかたわら(『愛のために』ともう一枚の8cmシングルの画像)、井上陽水とも共演、PUFFYなどのプロデュースでも才能を発揮(PUFFYちゃんの画像)。
その後ユニコーンを再結成し(UC100Wのアー写)、現在はカーリングシトーンズ(アー写)、地球三兄弟などマルチに活動。
 
パシちゃんこと斎藤太。解散後は保谷市に帰り(そうなのかww)、ピアニストとして活動を再開。
サポートミュージシャンとしても、奥田民生GLAY、ゆずなど(それ以外にも、一つ一つ読み上げられたアーティスト名が、ピアノを弾いてる横顔のアー写の上に字幕で出てくる)、幅広いアーティストからの信頼も厚い。
ジャーニー多喜川社長から一番「YOU」と呼ばれていたため、本名に「有」をつけて「斎藤有太」とした(これもアー写に字幕が出る)(そこ!?と、ものすごいアハ体験wだからあんな絡んでたのかw)。
 
ヨッチこと阿部純。解散後はユニコーンに加入(93年の、赤バックの5人の写真)、ユニコーンを名実ともに日本を代表するロックバンドへと成長させる。
解散後はソロでも活動する傍ら(ここで風花雪月の時の、タバコ咥えてるアー写が!!)、氣志團などのアーティストのプロデュースも行う(もちろん氣志團ちゃんの画像)。
その後ユニコーンを再結成(やっさんのとジミヘンのアー写)。映画音楽なども手がける(南極料理人のポスターの画像!!)。
(ここで突然、県民会館の番組チラシにも使われてるモノクロアー写)占い師から「あなたは糸より金」と言われたため、純→鈍に改名(これも字幕が出る)、現在はABEDONとしている(ABEDONはちゃんとロゴのやつ)(アハ体験その2wだから純だったのかー!!)。
 
ナレーションはさらに、解散から数十年経ち、今夜久しぶりにむねきんトリオが再結成することを告げる。すごい!そこに繋がるんだ!わたし達は時を超えて、デビューリサイタルと再結成コンサートを同時に観に来ていたのか!!!
舞台の上には、下手から作業椅子とアコギ、こちらを向いたピアノ用の背もたれのある椅子、そしてグランドピアノが用意されている。
 
舞台が明るくなると、3人が再び登場。50代になってる!(いつもと同じです)
あべどんさんはあのまばゆい(浅草で買ったw)白ジャケットへお召し替え。お2人も衣装変わってた気がするけど思い出せないごめんなさい…。
ナイちんが作業椅子、ヨッチが真ん中の椅子、パシちゃんがピアノにつく。「久しぶりだなあべどん…いやヨッチ」とナイちん。ユニコーン再結成したんじゃないのか。いや"ヨッチ"に会うのは久しぶり、ということなのか。
「最後までキャラが作れなかったよ…」とやや反省気味のナイちんを「いいんだよ!」と励ますヨッチさん。優しい。やはり運命の出会いだったのでは(どさくさ)。
「今日はなんの日か知ってるかい?」と、伊達男ヨッチさん。「クリスマスだから、きよっちこの夜でも歌おうかな!」
「終われるのか…?」と不安げなナイちんを「終われるよぉ!もうずいぶん(長時間w)やってるもん!」と励ますヨッチさん。やはり運命の(略)。
 
静かに始まる演奏。皆が聞き慣れているであろうあのピアノのフレーズに、ゆっくり重なる優しいアコギ。
「き〜よっち〜♪ こ〜の夜〜♪」ここでまさかのヨッチ声歌唱。クスクス笑いが起きる会場。それでもだんだんといつもの"ABEDON"の歌声になってって、歌い上げてくれる。
そしてそこに、確か「すくいのみこは」か「まぶねのなかに」から民生さんのコーラスがすうっと入ってきたのだけど、それがもう白眉だった。前から思っていたけれど、特に先週の百が如く大阪2daysで、阿部民の声は本当に"ふたつでひとつ"なのだなあと思ったわたくし。たとえどちらかまたは両方に普段と同等のパワーがなくても、ふたつ合わさると倍音のような響きをもって美しく力強い声になるんだなあ、と、ここでも実感。今回は曲が曲なので、2人ともやさしい歌い方なのだけど、それによって本当に賛美歌のような荘厳な美しい響きが生まれていて、なおかつ有太さんの声も合わさってよりあたたかな歌になっている。
キラキラしつつも落ち着いたピアノと、甘やかに爪弾かれるアコギの音が歌声を支えていて、体験したことはないけれど本当に教会で迎える夜のような、静かであたたかでやわらかでずっと浸っていたいようなクリスマスが、そこにはあった。
 
一番を2回繰り返して歌って(最後の歌詞は『いとやすく』だった)、演奏は終了。立ち上がってお辞儀の3人。
と、あべどんさんが下手袖に声をかけると、優雅にお辞儀をしながら綾柳さん再登場。肩を組んで「綾柳さん生きてたー!!」と笑顔のあべどんさん。そういうところ、本当に好きです。
 
全員がはけたあとも鳴り止まないアンコールの拍手、時刻は予定より少し早い21時。けれど凄い勢いで撤収が始まり、余韻を胸に会場を後にした。
思えば、OTマークのついてる椅子を含めた股旅セットと、モジュラーシンセとグランドピアノのppセットが並んでるのって、めちゃくちゃ貴重なんじゃないか。ソロ同士で共演って、それこそ再始動前のイベントとか以来だよね…?なんだかドキドキしてしまった。
 
モタモタしていたら会場を出て行くバンに乗り込むモコモコさんを目撃してしまい、なおかつ別のバンを運転するヨッシーさんを見かけたので勢いで(お礼の意味も込めて)手を振ったら軽く振り返していただき、とてもあたたかな気持ちで帰路(※明日もあるのでホテル)についたのでした。
 
 
いやあ思い出すだに要素が多すぎる。頭の中身がスッカスカで、でもとにかく楽しかった、いいものを観せてもらったという思いでいっぱいです。
ヨッチに関しては、ご本人というよりはどちらかというと周囲の気に入りっぷりと盛り上がりが凄いのでw、どうなるのかしら…と思っていたのだけど、ちゃんとアイドルとしてセンターを張っている!というのが素晴らしかったなあと。お客さんを盛り上げる肝を知っている、そしてさすがのパフォーマンス力。脱帽でした。
それに、こんなに忙しい時期なのに、3人ともダンスも歌も練習したんだなあ(なんと言っても、プロンプターがよく見えないのにあんなに歌えていたし!)。有太さんなんて「みみそうじをしよう」あたりからだいぶじわじわと巻き込まれてるんじゃ…wと思うのだけど、こういうことにも全力で当たってくれるの、凄いです。楽しませてくださって、ありがとうございました。
そして改めて、3人と、そしてそのお弟子さん達の、音楽的なポテンシャルの高さも感じました。そして愛も。ふざけ過ぎたんじゃなくて愛を込め過ぎたんだよね、きっとwマッシュアップされた楽曲の数々はもちろん、あの解散後の紹介ムービーからMCの一つ一つに至るまで、先輩とあの事務所へのリスペクトが溢れていて、アベストテンでも氣志團万博でもそうだったけれど、やっぱり熱意がたっぷりこめられたものは胸を打つのだなあと思いました。多幸感半端ない。
来年がどんな年になるのか、当たり前だけど想像はつかない、けれどジャーニーさんの名言「YOUがCANと思えばDO」と、この素敵なクリスマスの思い出を胸に、年を越そうと思いました。
願わくばまたこの3人の共演が観たいなあ。アイドルもよかったけれど、50代の3人のガチでもガッツリ。あべどんさんのモジュラーシンセがタンスのようになった頃にでもいいのでwぜひ。密かな夢です。